カレー部設立1周年
2025年5月、カレー部は1周年を迎えることができました。
美味しいカレーを提供してくださる飲食店の方々には、カレー部一同、心より感謝申し上げます。
この1年間、神田カレーグランプリの小冊子を片手に店舗選びや個々の嗜好の探索をしたこと、九段下から神保町への往復、ランチタイムの混雑や辛さ増しをした時の汗の量、提供の仕方、などなど、個性豊かな雰囲気が回想され、ほっこりと幸せな気持ちになります。
引続き、各店舗の個性を感じながら美味しくカレーを頂くことに、尽力してまいります!
さて、私事ですが、昨年、初めて神田カレーグランプリ決勝戦の会場を訪れることができました。神田カレーグランプリは、2024年で12回目の開催になるそうです。会場には、予選を通過した20店舗が集結し、自慢のカレーを提供して競い、来場者は、カレー1杯につき1投票権を獲得し、投票により優勝が決まるそうです。
大会会場は、飲食スペースやイベント舞台があり、小雨がパラついていましたが、熱気とカレーの薫りと相まって、大変な賑わいでした。会場の入口では、福神漬(1食使い切りサイズ)の掴み取りを体験しました。マジックハンドを使っての体験でしたが、久しぶりに手にした道具の感触と、掴んだ数個の福神漬を大切に持ち帰り、時間の都合で大会に参加できなかった悔しさもあり、夕飯は自宅カレーを食べました。
2025年は、神田カレーグランプリを楽しみに、決勝戦にも参加してみたいと構想しております。
以下、2024年10月から2025年5月までの活動報告です。
第5回 9月の活動 鴻(オオドリー)
初のスープカレーなので、Wikipediaで簡単に調べてみました。『スープカレーは、日本のカレー料理のひとつ。スパイスの香り・刺激・辛みのきいたスープと、大振りの具が特徴である。2000年代に札幌市でブームとなり、その後全国に広まった。』とのこと。
まさにその通り、沢山の具材のボリューム感が、完食できるか不安になるほど凄い!赤と黒とカレーを選べ、黒のチキンカレーに挑戦。チキンは、スプーンで解れるほど柔らかく、一口食べると、カレーと相まってその喉越しの良さは格別。カレーは飲み物とは、こう言う事なのだと思い知らされました。

第6回 10月の活動 スマトラカレー共栄堂
大正13年の創業から続いている、看板からも物語りを感じられる老舗カレー店です。ホームページを拝見したところ、スマトラ島のカレーを日本人の口に合うようにアレンジされ、独特な濃褐色の黒カレーは、小麦粉を一切使わず、20数種類の香辛料を1時間かけてじっくり炒めて作られるそうです。
サラリとした食感ですが、焦がしカレーと表現できるような衝撃的で独創的、エキゾチックな味わいがクセになります。

2024年カレー部納会 欧風カレーボンディ
活動店は、カレー部設立から4回の部活動の中から、片野顧問の意向により『欧風カレーボンディ』に決定しました。安定感のあるカレーとジャガイモのハーモニーを楽しみつつ、自家製プリンも堪能いたしました♪
第7回 令和7年2月の活動 インド料理ムンバイ
片野顧問の想い出の場所… インド大使館御用達というだけあって、本場インドカレーを堪能しました。ほうれん草とスパイシーチキンのダブルカレープレートを頂きました。大好きなパパド(豆せんべい)が添えられ、テンションが上がりました♪辛過ぎないスパイシーチキンカレーは、甘口嗜好の部員も普通に食べられる辛さ加減で、香辛料も強すぎず安心感がある上品な味わいのカレーを美味しくいただきました。

第8回 4月の活動① 札幌スープカレー絲
西新宿で人気の本場札幌スープカレーが2023年11月に神保町に移転されたそうです。
2024年神田カレーグランプリの本戦にもノミネートされている北海道ザンギと彩り野菜のスープカレーを戴きました。初体験の酸味が感じられるカレーでした。軽いけど旨味とコクのある逸品で、ザンギだけでも美味しいですがスープカレーとの相性抜群!『唐揚げカレー』と言ったら怒られるかもしれませんが、想像していた味を覆されるほど美味しい!ザンギ好きにも、ぜひ食べていただきたい一品です。

第9回 4月の活動② MAJICURRY
2018年、2022年に神田カレーグランプリ優勝を掴んだカレーとだけあって、真剣(マジ)で美味い!グランプリカレーではなく野菜カレーを頂きました。揚げ野菜は想像通り、お米の量が丁度良く、欧風煮込カレーがベースになり、そこに本場エスニックな香味が加わる事で食欲が増し、ぺろりとお腹に収めてしまいました。『味変用スパイス』なるスパイスミルがあり、一振りするとマジックスパイス!カレーの香味の引立て力が感動的で口に広がる香辛料の香りが忘れられません。毎日食べたいカレーの一つです。

以上、引続き、カレー部の活動を見守っていただけますと幸いです。